音読が4技能すべての能力を高めることについては,有名予備校の先生も口を揃えて指摘しますが,なかなかこれを家庭でやってくることができません。

試行錯誤の末,やっと出会ったシステムで音読を促しているのですが,自分の頑張りだけでなくお友達の頑張りが見えるので,「自分も頑張ろう!」というモチベーションになるようで,家庭で音読をしてくる生徒さんが劇的に増えました。

まだ英語を始めたばかりの新小学生クラスの生徒さんたちが,実は音読の語数だけ見るとほかのクラスよりも突出して多くて驚きます。まだ英語を始めて2か月目ですが,1か月間で1万語以上も音読をしてきました。子供の学ぶ意欲に驚きます。

ある中学生クラスの生徒さんは兄弟で通ってくださっているのですが,

兄:「先生,〇〇(弟)ずるいんだよ!俺がやろうとすると絶対一緒に音読するんだよ!ずるい!ひまなときはずっと音読してる。」

弟:「〇〇(兄)だってずるいよ!俺が寝た後もこっそり音読してるんだよ!」

と報告してくださいます。こんな「ずるい」行為が行われているご家庭はすばらしいな,と思いました。

音読1万語以上の生徒さんは,すっかりテキスト本文を覚えてしまっていますから,授業の合間に英語をスラスラ話したりします。本文と同じ言葉を口にしているのですが,基本文が口に馴染めば,語彙を増やして主語や動詞,目的語,を変えるだけで何万通りもの英文を話したり書いたりできるようになりますから,続けてがんばってれるようサポートして参りたいと思います。

Follow me!